COACH_母の日キャンペーン

企業のソーシャルメディア活用ケーススタディ#2 コーチ ジャパン ( Coach Japan ) 

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読了時間4分

こんにちは。ソシャマノートのこのみです。今日は企業のソーシャルメディア活用ケーススタディ第二段!今回も川崎ちゃんが調査・執筆をしてくれました。

 

こんにちは。ソシャマノートFacebookページ運用を担当しています、川崎です。今回は有名ブランドのコーチを調査してみました。

 

COACHとは?


コーチ (Coach, Inc.) は1941年にニューヨーク・マンハッタンで創業されたアメリカ合衆国の高級皮革製品メーカーです。鞄をはじめ財布やアクセサリーなどを販売しています。2007年からサブプライムローン問題を機に米国景気が伸び悩む中でも、強気の出店姿勢を崩さずに売上を伸ばすことに成功した驚くべきブランドです。

コンセプト

ご存知の方も多いかと思いますが、2000年頃からコーチは大幅なブランド・チェンジを行いました。コーチが新しく掲げているコンセプトは「手の届く高級品」。
新しい戦略とコンセプトは「ブランドイメージを低下させるのではないか?」という懸念もありましたが、このブランドチェンジで20代女性の集客に大成功。不況でほとんどの高級ブランドが低迷する中、コーチは既存客に加えて新規客を獲得し、順調に売り上げを伸ばしました。

ターゲット

もともとは40代~50代女性をターゲットにしていましたが、ブランドチェンジをしてからは20代~30歳前後の女性が中心です。それ以外にも手の届きやすさから幅広い層に支持されています。

価格

ハンドバッグだと大体30,000円~80,000円。
高級ですがお小遣いを貯めれば購入できなくはないお値段です。高級ブランドと言われる中では比較的お求めやすい価格
しかし安くなったからと言ってクオリティが下がったわけではないよう。新素材を使うことで、より低価格で軽量・実用的なバッグを開発できているそうです。

商品

社名の頭文字であるCのモノグラム柄のハンドバッグや財布、パスケースなどが代表的な商品。
その他にもアクセサリーやジュエリー、メンズと商品のラインも多く幅広く展開しています。

ポイント


コーチのマーケティングについて取り上げた記事を見ていると、その成功した理由に「価格の手ごろ感」「ブランドとしてのポジショニング」を上げているものが多くありました。
しかし同じ価格帯でのブランドは他にもあります。実際に百貨店などに足を運んでみれば、コーチだけが特別に入りやすい店がまえというわけではありません。(同じフロアには似たようなお店が並んでいました。)

他のブランドと一体何が違うのでしょうか?

豊富なデザインと商品の新鮮さ

例えば敢えて定番の商品を作らずに、デザインやカラーを豊富にすることで継続的にファンの購入意欲を刺激する工夫をしています。1つ買って終わりではなく、シーンやファッションに合わせて他のものが欲しくなるのです。さらに月に1回新作が出て商品の入れ替えも頻繁です。(だいたいシーズン毎に発売される場合が多いので高頻度と言えます)そのためお店に並ぶ商品は常に「新鮮」。
私もここ数日、調査のためにソーシャルメディア上の発信や、オンラインストアをチェックし続けましたが、あまりにいろんな種類の商品があるので見ていて飽きませんでした。

一消費者の意見としては、コーチのようにカジュアルなデザインであれば普段着る洋服とのコーディネートもしやすくなります。グッチやヴィトンとなると、普段着る洋服とのギャップが激しくなってしまうので私なんかは敷居の高さを感じ購入を断念してしまいます。ちょっと頑張れば手に入るし普段使いしやすいコーチが、若い女性に人気なのも納得です。

多面的な展開で消費者との距離を縮める

メディアの使い方や実店舗での販売促進も重要だと思いました。いろんな方法で消費者との距離を縮めています。
・Webのオンラインストアにも力を入れている
・ソーシャルメディアの活用
・女性ファッション誌の広告や特集記事掲載
・アウトレット店の出店(他のブランドに比べてかなり積極的)
・一度購入した人にはメルマガを配信(キーホルダーなどノベルティーをプレゼントしたり、新商品のお知らせを配信)(プレゼントされるノベルティが、ツボをついてて嬉しいという声も!)

多面的な展開で消費者に接触する機会を増やす事で、さらに手が届きやすくなったことも新規客の獲得を後押ししているでしょう。

Web上での取り組み

現在コーチ・ジャパンが運営しているメディアは(1)公式オンラインストア(2)Facebookページ(3)mixiページの3つのメディアです。
公式オンラインストアを主軸にソーシャルメディアと連動させながら情報発信を行っています。

公式オンラインストア


こちらはコーポレート・サイトも兼ねています。ここにくればコーチ・ジャパンの会社概要や歴史・業績を知る事も出来ますし、販売されている全ての商品を購入する事が出来ます。
トピックも豊富で、「雑誌」のような感覚です。有る程度まとまった時間を使ってみるようなサイトになっています。

掲載されている商品にはそれぞれ「いいね!」ボタンと「mixiチェック」ボタンがついています。選んだ商品に応じて「他のおすすめ商品」を教えてくれるのも嬉しいです。

ソーシャルメディア

Facebook

mixiページ


発信している内容や頻度はFaceboookもmixiも変わりませんが、両方を使う事でより広くターゲットにリーチできています。特にmixiモールには並行品を販売するショップもあり、購買意欲が加速しそうです。
それぞれソーシャルメディア限定のコンテンツとしてキャンペーン情報の詳細や、イベントレポートがアップされています。

これらのメディアで発信される情報(新しい商品の写真や、人気ランキング、ブランドのトリビア紹介など)を眺めていると、まるでファッション雑誌を読んでいるかのように楽しくなります。(広告やダイレクトメールを受け取る時の嫌な感じがしない)

シーズン毎のイベントを「切り口」にキャンペーンを展開

ソーシャルメディアでシーズン毎にキャンペーンも行っています。最近ではフレッシャーズキャンペーンや母の日キャンペーンが開催されました。どちらもソーシャルメディアの特性を活かした内容です。

フレッシャーズキャンペーン

Facebookのクエスチョン機能を使ったキャンペーン。コーチ・ジャパンから質問されるアンケートに答える事が応募条件となります。

母の日ギフトキャンペーン

「母の日にまつわるステキ」を投稿する事が応募条件となります。

共通点は応募するのに「発言」することが条件となっていることです。吸い上げた声が今後どうやって活きてくるのか今の時点では不明ですが、キャンペーンをしながらファンの話を聞ける良い事例だと思います。どちらのキャンペーンも切り口が参加・シェアしやすいです。
応募して抽選というベーシックなキャンペーンなので、コストもかからずテーマを変えれば沢山パターンを考える事ができるので定常的なキャンペーンの例としても参考になります。

ソーシャルメディアの活かし所

前回のトヨタ86の記事でも書きましたが、ファンを可視化する事や、ファン同士、または企業とファンが会話をする事で得られるメリットは沢山あります。

コーチ・ジャパンの場合は、もともとブランドだからうまくいきやすいという点もありますが、特に自身の魅力である「手の届く高級品」を発信するのにソーシャルメディアを上手に活用されていると思います。

投稿を見て、実際に私は「COACHというブランドを身近に感じる(手が届きそうな印象)事」ができます。
サイトやファッション誌だけでなく元々自分が滞在している「ソーシャルメディア」という場にCOACHが来て情報をこまめに発信してくれる事で、「手が届く」「身近にある」という印象をより加速させたと思います。

しかし一番グっときたのは店舗での店員さんの接客。とても丁寧なのですが、気さくで話しやすく堅苦しさを感じませんでした。(記事を書くのに商品とは全然関係ない質問をしてしまったのに、優しく答えてくださいました。本当にありがとうございます。)購入時の体験もしっかり期待値より高いのです。こうした店舗での体験とウェブ上での接触を繰り返し、ターゲットはコーチの事をどんどん好きになっていくのでしょう。大変勉強になりました。

感想

なるほどー。「ブランドの一貫性」を感じる事例だね。ただ単に表面上で新商品やキャンペーンを打っているのではなく、「手の届く高級品」というブランド戦略から一本芯が通っている感じがしました。敷居の高そうな商品でも、発信するメディアによってはぐっと距離を縮める事ができるんだね。とっても勉強になりました。次回もよろしくお願いします↑↑

 

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作成者: このみ

㈱マイネット デザイン業務の傍らソシャマノートブログとそのFacebookページを運営。楽しくワクワクするような事を追いかけたい!

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