ノスタルジーストーリーテリング Facebookページキャンペーン事例

感情に訴えるストーリーテリングとゲームを上手に盛り込んだ、ルノー・オランダのFacebookページキャンペーン

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こんにちは!ソシャマノートのこのみです。今日は久々に事例の紹介です。
ルノー・オランダが行ったFacebookページのキャンペーンがとても斬新。ストーリーテリングとゲーム性が上手く盛り込まれている好事例で大変勉強になりました。

ヒルダおばあちゃんのRENAULT4  Facebookキャンペーン事例

リアルなキャラクターを立てたストーリー展開

Facebookページの規模を大きくするために、ヒルダというおばあちゃんと「Renault 4」という車をモチーフにノスタルジックなストーリー性のあるキャンペーンを行いました。

テラスでお茶を飲んでても、ちょっと顔が曇っている…何か心配事でもあるのかと思っているとおもむろにガレージへむかうヒルダおばあちゃん。

ガレージのなかには「Renault 4」が置かれています。なんだかそれを大事に磨くヒルダおばあちゃん。(運転するわけでもなくただ拭いたり磨いたりしている)実はヒルダおばあちゃん、うっかり車のキーをなくしてしまったんだとか!

「ほんとは誰かに車で遠くへ連れて行ってほしい。また楽しくドライブがしたいものだわ。」

映像でみるおばあちゃんの表情から見るに、随分長い間こんな状態が続いている様子・・・ちょっと切ない気持ちになります。

そこでヒルダおばあちゃんの願いを叶えるべく、このキャンペーンに参加して車のキーを探してドライブに連れて行ってあげよう!というわけです。

Facebookアプリで参加!鍵のありそうな所にタグ付けをする

まず参加するユーザーは、Facebookアプリへとびます。

アプリではヒルダおばあちゃんの家を探索することができます。

アプリでおばあちゃんの家を探索 Facebookキャンペーン事例

「ヒルダおばあちゃんが失くした鍵はここにあるのでは?」と、鍵がありそうなところにタグ付けをしていきます。期間終了後に発表される鍵の在りかに最も近くタグ付けできた人が自動車を勝ち取れるというルールです。

Facebookキャンペーン事例

みるみるタグが付けられていきます!

小出しのヒントでユーザーを刺激し続ける

さらにFacebookページでおばあちゃんからヒントがキャンペーン期間中3日置きに出されます。(全部で3回)これはユーザーの競争心を駆り立てる効果と、飽きさせない・忘れさせないようにする効果がありますね。数回にわたり投稿できるネタを用意することで、バイラルも持続できそうです。一言で言うとFacebookプラットフォームを上手く使ったバーチャル宝探しゲームですね!

Facebookキャンペーン事例 投稿でヒントを出す

無事鍵は見つかり、ハッピーエンド

キャンペーン期間が終わり、無事鍵がみつかったとのこと!そして鍵のある場所に一番近くタグ付けできた人がおばあちゃんと対面。約束通りドライブへ行き、最後に車をプレゼント。手を力いっぱい振って見送るヒルダおばあちゃん。こうして物語は幕を閉じました。ストーリーの終わり方まできちんと考えられていました。

Facebookページキャンペーン事例

共感を誘うキャラクターとストーリの構想

それにしても、子供でも若い女性でもなくなぜおばあちゃんがキャラクターなのでしょうか?そしてなぜこんなに切ない設定なのでしょう?

最初は単に”誰もが助けたくなる存在=おばあちゃん”だからだと思ったのですが、もう少し深い理由がありました。

調べてみるとこの「Renault 4」という車は、ずいぶん古い車のようでルノー社によって1961年から製造が始まり当時もっともポピュラーな車種だったとか。1992年に生産終了となった今も旧車ファンの間で人気があるようです。

つまりおばあちゃんのキャラクターはかつての「Renault 4」のユーザー層、そして「Renault 4」が持つ背景からこういったストーリーになったのではないかと解釈する事ができます。このキャンペーンではノスタルジックなキャラクターとストーリーの構想がユーザーの共感を呼ぶのに大きな役割を果たしているといえるでしょう。1つ1つの要素にはちゃんと理由があるんですね。

ストーリー性のあるキャンペーンを考える時には、お手本にしたい事例です。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=JR3RgtAj0ts&feature=player_embedded[/youtube]

 

(参考記事)Renault 4: The Facebook Storytelling Campaign

Facebookページ:http://www.facebook.com/RenaultNederland

企業サイトURL:http://www.renault.nl

あとがき

参考にするには費用対効果の考え方を明確にする必要がありそう

このキャンペーンでは合計10293のタグが付けられ、ルノー・オランダのFacebookページのファン数も2倍に増えました(27,930人)。その後もファン数は増え続け5万人を突破したとのこと。また新たなキャンペーンも始まっているようです。

しかし目的をFacebook上でのファン数獲得・ブランディングとする場合、その費用対効果をどう捉えているのかは非常に関心の集まるところです。特に今回はアプリの開発費用などもそれなりにかかっているはず・・・

例えば広告費用として考える場合、もし自分の会社で1万人と5分以上接触できるような広告を打とうとしたらいくらぐらいかかるか?従来のキャンペーンと比較してリーチできた人数はどれくらいか?何人と接触できればよしとするのか?など担当者で集まって基準となる数値を算出してみるのも良さそうです。

数値の出し方はこれから徐々に掘って行きたいと思います。

 

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作成者: このみ

㈱マイネット デザイン業務の傍らソシャマノートブログとそのFacebookページを運営。楽しくワクワクするような事を追いかけたい!

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