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【ソーシャルゲームのイラスト制作TIPS】 モバイルを意識したカードデザイン

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読了時間2分

今回はソーシャルゲームのアートディレクションに関する記事を株式会社フーモアの芝辻さんが執筆してくださいました。今日はデバイスを意識したカードイラストの制作についてだそうです。(面白そう!)それでは芝辻さんよろしくお願いします。


今回もソーシャルゲームのアートディレクションに関して記事を執筆させて頂きました。イラスト制作においてはソーシャルゲームはユーザーさんが遊ぶデバイスがモバイルであるため、そこを意識した制作を行う必要があります。

1.イラストのサイズは基本的に縦長

基本的にモバイルのソーシャルゲームの場合、縦長のイラストが多いです。(正方形もありますが。。)

下記はモバイル(スマホ)の画面の大きさを表していますが、大抵どの機種も縦長になっています。


※機種ごとのサイズはこちらで見ることができます。

フィーチャーフォン(ガラケー、折り畳み携帯とも言う)は480 × 640~960pxです。
イラスト制作時は基本的にパソコンでSAIやイラスタ(最近はクリスタ)、photoshopなどのソフトを使って制作するので、携帯画面よりは大きいサイズで制作しますが、あくまで携帯画面に映ることを意識して制作をしなくてはなりません。
例えば、線画が極端に細過ぎると、モバイル時にほとんど線画が見えなくなってしまったりします。
ただし、ゲーム内では、イラストは縦に細くカットされたり、横長にカットされたりもしています。

2.イラスト制作時の条件に関して

実際ゲームで使用される画像解像度は72dpi(1インチにどれくらいドットがあるか?この数字が高いほどきめ細かくなる)であることが多いですが、パソコンでのイラスト制作時はこの解像度ではダメです。
ゲーム内で拡大されて使われたり、後々画集などで出版されるなどを考えると、300~350dpiくらいで制作した方がいいです。(白黒なら400dpiくらい。白黒はほとんど無いと思いますが。。)
カラーモードに関しては、通常のWEBデザインと同様RGBです。CMYKは印刷前提なので気をつけましょう(やや濃い目に色合いが出てしまいます)

3.縦長のイラストサイズの中で魅せる構図

縦長の場合、構図は
立つ、座る、クネらす、上半身のみ、下からのアングルで全身、上からのアングルで全身、、、など様々です。

モバイルの画面は小さいので、カード枠の中に全身を入れようとするとどうしても頭が小さくなり、キャラクターの顔や表情などが見辛くなります。そこで「ファルキューレの紋章」ではキャラクター自身やその表情がモバイルでもハッキリと見えるように、顔(頭)のカード面積に占める割合を大きめにし制作をしています。


そのため、全身をカード内に収めたい場合などは、足を曲げる、腰をくねらす、アングルを下から、などしています。こうすると、女性の身体の綺麗な曲線を表現することができ、カードのキャラクターが魅力的になっていきます。

またイラストがゲームに組み込まれる際は、枠が取り付けられるので、そこも意識してイラストを制作する必要があります。ご注意下さい。

このようにイラストもユーザー視点で考えると、どのようなデバイスで見られるか?どのような構図をとればいいか?それはどんなサイズで、今後どのように加工される可能性があるか?など、WEBデザインでやっているようなUXと似たようなことをすることになります。

限られた表現スペースやデバイスの中で、絵師さん側にも表現の自由度も持たせつつ、魅力的なカードキャラクターの制作に励んで日々勉強をしています。

なるほど~。ただ上手い、綺麗なイラストを制作されてるだけじゃないんですね。WEBデザイン同様ユーザー視点に立ってイラスト制作をしていくことが重要なんですね。
芝辻さん、ありがとうございました。またいろいろと教えて下さい。

株式会社フーモア 代表取締役社長 兼 漫画家 芝辻幹也
HP:http://whomor.com/
Fb:https://www.facebook.com/MikiyaShibatsuji
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作成者: shibatsuji

株式会社フーモア所属。漫画家担当。イラスト制作などをしながら自社サービスを開発中。

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