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Facebook、Myspace、Google+、LinkedIn、Ning海外のソーシャルアプリまとめ!ソーシャルアプリとは何か?(その4)

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こんにちは!芝辻です。前回まではソーシャルアプリをマクロの視点から見て市場動向を見てきました。

    記事アジェンダ

  1. ソーシャルアプリとは何か?
  2. ソーシャルアプリの市場動向は?(海外編)(国内編
  3. 国内外のソーシャルアプリ事例は?
  4. ソーシャルアプリ活用における今後の予測

(読了時間6分)

今後2回に分けて、国内外のソーシャルアプリの事例等をまとめて行きたいと思います。

ソーシャルアプリ、特にソーシャルゲームは圧倒的なユーザー数を誇っており、メディアとしても力を持っています。企業はゲーム内のフリーアイテムとして、企業ロゴが入ったものや商品など出したりしています。 またFacebookで繋がった”ファン″とどんなソーシャルアプリを用いてコミュニケーションをとっているか?と言う視点でまとめてみました。

まずは海外のソーシャルアプリの中でもソーシャルゲームと企業コラボレーションに関してまとめました。ソーシャルゲーム最大手のZyngaは人気タイトル”FarmVille”でマクドナルドやLady gagaとコラボレーションをしています。

次に、Involverやwildfireなどを始めとするソーシャルメディアのユーティリティ系アプリ(ファンとの交流を活性化させるようなアプリ)に関してまとめました。最近、これらのサービスを提供する企業が大手に買収されるケースが多く見られるようになりました。

その次にStarbucksやRedbullなどのFacebookページで企業独自で開発をしているページアプリに関してまとめました。リアルとソーシャルアカウントの連動や企業独自のゲームなど様々な事例を紹介しています。

最後にFacebook以外のソーシャルメディアプラットフォーム(Myspace、LinkedIn、Google+、Ningなど)上にあるアプリをまとめました。これらのプラットフォームはあまり注目されていなかったりもしますね。。

それではまとめていきたいと思います。

1.海外のソーシャルアプリの事例(Facebook)

1-1.海外のソーシャルゲームと企業コラボレーション

海外大手のソーシャルゲームSAPのZyngaは月間のアクティブユーザーが2億5000万人、課金ユーザーは670万人を誇っています。 Facebookの他、MyspaceやGoogle+などのソーシャルメディアプラットフォームにもタイトルを提供しています。 そんなZyngaは企業やタレントなどともコラボをしています。

1-1-1.FarmVilleにマクドナルド農場

マクドナルドは2010年Zyngaとコラボし、FarmVille上にマクドナルド農場を出しました。ユーザーは通常のゲームと同様にマクドナルド農場を耕すことで、報酬アイテムとしてゲーム内のアバターの動きが2倍になる”Farm VilleMc Cafe Consumable”を受け取ることができます。 その他マクドナルドの看板や気球なども農場に飾ることができました。 具体的にどのような効果の数字が上がったかは分かりませんが、かなりの宣伝効果がたった一日で得られたとも言われています。

1-1-2.Lady GagaとZyngaのコラボレーション

Facebookページのファン数5300万人超えで、ソーシャルメディアをフルに活用するLady Gagaもソーシャルゲームとのコラボレーションを果たしています。 2011年5月にLady Gagaの新しいアルバム発売を記念して、25ドルのZyngaゲームカードを購入するとアルバムとユニコーンのアイテムがもらえるというものです。

1-1-3.Playfishのコカ・コーラとのコラボレーション

その他Playfishはクリスマスキャンペーンでコカ・コーラとコラボレーションをしています。

ゲームのSAP側も他産業との連携による広告収益を高めるような動きがちらほら見られますが、ユーザーからの課金が多いためか、継続的に行なっているという印象は見受けられませんでした。

1-2.海外のソーシャルアプリ・ユーティリティ系の事例

ユーティリティ系のアプリはFacebookページアプリが多く、キャンペーンの実施やページの作り込みなどをサポートするアプリが多いです。最近このようなページアプリのサービスを提供していた会社が次々と買収されるなど、盛り上がりを見せています。

1-2-1.Facebookページアプリケーション&エンゲージメントツール「Involver

つい先日(2012年7月)にOracleに買収されたInvolverは管理画面から、開設中のFacebookページへ簡単にアプリをインストールすることができたり、エンタープライズモデルを利用するとソーシャルギフト機能などの高機能なFacebookアプリをページに導入する事が可能となります。 会社情報

  • 会社名:Involver(インボルバー)
  • 設立年月日:2007年
  • 社員数:51-200名
  • 資本金:1100万ドル
  • 想定売上高:不明(75万社以上への導入実績あり)
  • 提供サービス内容:主にFacebookページアプリ
  • 主要取引先:Pittsburgh Steelers, Korean Pop, City of San Diego, Michael Bolton, University of Kentucky, The Oscars, Domo

1-2-2.ソーシャルメディア上でのキャンペーンをサポートする「Wildfire」

つい先日Googleに買収をされたWildfireはキャンペーンの基本機能に加えて、基本的なクチコミ生成機能(友人へのシェア、友人の招待、お知らせなど)やCSVでのユーザー情報ダウンロード機能が搭載されています。サービスはAmazonEC2からクラウドで提供されており、低価格でスピーディーにクチコミキャンペーンを実施可能となっています。 こちらの記事からの引用ですが、Wildfireのサイト上にキャンペーンのパターンと期待される効果が記載されています。

    ソーシャルメディア上で展開する懸賞系キャンペーンの効果
  • メールアドレスなどの情報を含む顧客リストの構築
  • Facebookファンページのファン数増加
  • Facebookファンページや自社サイトへのトラフィック増加
  • 調査データの収集(応募のための個人情報収集など)
  • 顧客の教育(応募のために動画を見せるなど)
  • ブランド認知の向上

 

    ソーシャルメディア上で展開するコンテスト系キャンペーンの効果

  • ブランド認知の向上
  • ブランド周辺の連帯感向上
  • ブランドにまつわるストーリーの収集とロイヤルカスタマーの発掘
  • Facebookファンページのファン数増加
  • Facebookファンページや自社サイトへのトラフィック増加
    ソーシャルメディア上で展開するクーポン系キャンペーンの効果

  • ブランド認知の向上
  • 新製品の販売促進
  • 在庫品処分
会社情報
  • 会社名:Wildfire(ワイルドファイア)
  • 設立年月日:2008年7月
  • 社員数:350名
  • 資本金:1410万ドル
  • 想定売上高:不明(1万社以上)
  • 提供サービス内容:ソーシャルメディアのマーケティングツール提供
  • 提供サービス価格:価格表は以下
  • 主要取引先:Facebook, Unilever, Sony, Amazon, Target, Ogilvy, L’Oreal, Pepsi, Virgin, Universal, Vodafone

価格はひとつのキャンペーンに対し初期5ドル~で、キャンペーン期間の長さによりかかる費用が異なります。

1-2-3.facebookページを簡単な手順で作れてしまうサービス「pagemode

  会社情報

  • 会社名:webs(ウェブズ)
  • 設立年月日:2006年1月
  • 社員数:30名
  • 資本金:1200万ドル
  • 想定売上高:不明(25万社以上)
  • 提供サービス内容:Facebookページアプリ
  • 提供サービス価格:価格表は以下
  • 主要取引先:Pittsburgh Steelers, Korean Pop, City of San Diego, Michael Bolton, University of Kentucky, The Oscars, Domo

フリープランから存在し、その他の価格帯はwildfireに似ています。

1-2-4.同じくfacebookページを簡単な手順で作れてしまうサービス「northsocial

会社情報

  • 会社名:Vocus
  • 設立年月日:1992
  • 社員数:607名
  • 想定売上高:不明(1.5万社以上)
  • 提供サービス内容:Facebookページアプリ
  • 提供サービス価格:価格表は以下
  • 主要取引先:Zynga, Electronic Arts, AEG Live, Hyatt, Expedia, 1.800.Baskets, Stanford University, Sony, Dallas Mavericks, Greenpeace, Reef, Guess, Penguin Publishing, Playboy, The Next Web

取引先を見るとソーシャルゲームSAPから大手WEBメディア、大学、メーカーなど幅広く提供しています。

1-2-5.その他ソーシャルアプリサービス達

以下調べる中で見つけた海外系のソーシャルアプリサービスになります。 みなさんのFacebookページのアプリとしてもひょっとしたら活用できるかもしれません。

Padvorac’s Static HTML

TabSite

iwipa

・Lujure

Hosted iFrame

FaceItPages

・Appbistro

Tabfusion Apps

 

1-3.企業が独自に開発しているソーシャルアプリの事例

企業が単独で開発したアプリは数え切れないほどあります。CRMツールやプロモーションの一貫として開発されているものが多いです、その中でも気になったアプリをご紹介します。

1-3-1.CRMツール「starbucksカード」

スターバックスコーヒーのFacebookページは様々なメディアで取り上げられており、皆さんも一度は目にしたことがあるかと思います。 Facebook利用者がFacebook上でスターバックスカードの管理を可能とするアプリです。自身の「常連度レベル」が確認できたり、友人へのギフトが可能となります。

また、このアプリの優れている点は、ユーザーの利便性向上もありますが、スタバ側のメリットも大きいです。リアルでの商品購入履歴とFacebookのアカウントを紐付けることができるので、CRMツールとして顧客のニーズや利便性を高めるのに寄与できるかもしれません。 このスターバックスカードは自社サイトだけでなく、モバイルアプリなどでも横断的に管理できるようになっています。

1-3-2.Facebookの一人あたりの繋がりは約50円!?バーガーキングの「Whopper Sacrifice」キャンペーン

こちらも有名なキャンペーンですが、面白いので掲載しました。 Facebook上の友人10人を削除した参加者はハンバーガー1個と交換できるクーポンがもらえるというものです。 このアプリケーションは数日間で6万回近くインストールされ、発送されたクーポンは2万枚、20万人を超えるユーザー(友達)が削除されました。 このアプリケーションでは削除された友人に通知が届くため、Facebookはプライバシー侵害にあたるとし、10日間でこのキャンペーンを削除しました。

このデータを元に、人と人との繋がりを概算すると約50円(※1)、現在の時価総額から計算すると約61円(※2)となるため、なかなか数字的にも近しい値であることがわかります。面白いですね。

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※1:バーガーキングのキャンペーンによる繋がりの試算 バーガー1個約500円とすると、2万枚のクーポンが発行されたので1000万円分となり、20万人のユーザーが削除されたことから一つの繋がりに対しては約50円となります。

※2:時価総額による繋がりの試算 2012年8月15日現在Facebookの株価は約20ドルなので時価総額が450億ドル、日本円にして、3.6兆円になります。 9億ユーザーいて、一つのFacebookアカウントに対して平均130人の友人がいるので、繋がり数は9億×130人÷2=585億繋がり存在することになります。(2で割っているのは、友達関係は双方向であるため) ですので、3.6兆円÷585億繋がり=一人当たりの繋がり61円。

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1-3-3.多種多様なゲームでファンを惹きつけるREDBULL

とにかく結構簡単に遊べてクオリティもそれなりに高いゲームがズラっとならんでいます。一度お試しください。

 ここには載せきれなかったものがたくさんありますが、最近ではFacebookのモバイルに対応したアプリもちらほら出てきているようです。 詳しくはこちらを御覧ください。

これからのスタンダード。HTML5による最新Facebookモバイルアプリ7事例

2.海外のソーシャルアプリの事例(Facebook以外)

2-1.今やゲームしか残っていないMyspaceアプリケーション

みなさんはMyspaceにアクセスしていますか?私のアカウントもTwitter連携しているだけで特に何もしていない状況ですが、かつてはたった4人で月間1億円を稼ぎ出すほどMyspaceアプリケーションは注目をされていました。 今現在動いているアプリは8つで全てゲームです。

下記画像のように「もっと」と言うところをクリックすると、イベント、クイズ&アンケートなど分類分けされていますが、それらを選択しても”申し訳ございませんが、現在この機能はご利用いただけません。再度お試しください。”と表示されます。アプリを消してしまったんでしょうか。。

しかしながら一応MyspaceDeveloperPlatformは存在していますね。

2-2.ゲームは無し!LinkedInのアプリケーション

LinkedInの専用アプリは現在15個存在しています。 FacebookやMyspaceと異なり市場調査ツールやワードプレスと同期できるアプリ、SlideShareやファイル管理ツールなど、ビジネスに使えそうなアプリばかりです。 詳しくはLinkedInのアプリ一覧下記をご覧下さい。

2-3.既存のゲームが移植されているGoogle+

Google+には、調べた限り業務用アプリはない(そのかわりGoogleのアカウントでDocsなどを横断的に利用できる)ですが、ゲーム系アプリは世界的に人気なAngryBirdに続き、Zyngaのゲームなどざっと数えて数十個のゲームが存在しています。

基本的にはFacebookなどに既に乗っかっていたゲームをそのままカスタマイズしてGoogle+に提供されているような印象を受けました。

  最近ではAKB48の選抜総選挙や「Google+ Cover Project」によるコミックマーケットへの参加などサブカルを中心に動きが活発です。 ※下記写真は今年の夏に聖地(東京ビッグサイト)で開催されたコミケのGoogle企業ブースです。

2-4.自分で気軽にSNSを構築できるNingのアプリ

FacebookやMyspaceと異なり自分の仲間内だけのSNSが作れるNingは、2010年に無料サービスは廃止され従業員も半分近くまで減ってしまいました。かつては100万コミュニティが存在していたようです。そこのNing AppsにはLinkedInと同様業務系のアプリが提供されています。

Twitter、WordPress、Youtube、Yelpなどのアプリの他、Eコマースができるアプリも提供されています。

ここまでいろいろとまとめて来ましたが、海外でソーシャルアプリと言うとやはりFacebookが圧倒的に数が多いです。他のプラットフォームに比べてオープン化が進んでいるからだと考えられます。

その他のプラットフォームは半オープン半クローズだったり、ユーザー数が少なかったりで、外部SAPはあまり魅力的に感じないのかもしれません。

またLinkedInなどを除くどのプラットフォームも基本的にゲームが多いです。最近盛り上がっているLINEにもゲームすぐに提供されていました。

さて次回は国内のソーシャルアプリを見ていくことにしましょう。

蛇足(調べながら分かったことです)

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Zyngaの成長要因は、2007年当時Facebookに提供されていたソーシャルアプリは莫大なユーザーのアクセスに耐えることができず、すぐにサーバーがダウンしたり、アクセスエラーが出たりとユーザーのストレスが高かったようです。

しかしZyngaが提供をしたZyngaPorkerは安定してプレイできたことが功を奏し、短期間で1000万人のユーザー数を獲得しています。 Zyngaの成功がゲームの中身ではなく、インフラ技術によってもたらされたのは面白い話ですね。 その後ZyngaはFarmvilleを出すことになるのですが、当時Facebook上にはZynga以外の牧場育成系アプリが多く存在していたようで、後発だったようです。

他社が口コミでユーザ数を増やす中、ですがZyngaは広告宣伝費(主にウェブマーケティング手法であるバナー広告やアドワーズ広告)を大量にかけてユーザー数を増やしました。 ある種のかけですが、資金を投じて露出を増やしたと言うことがZyngaの成長要因だとも言われています。

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株式会社フーモア 代表取締役社長 兼 漫画家 芝辻幹也

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    【前回までの記事はこちら】

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作成者: shibatsuji

株式会社フーモア所属。漫画家担当。イラスト制作などをしながら自社サービスを開発中。

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