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2つの描き分けでより多彩に描く。動物の描き方講座を見ながらコツをご紹介!

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読了時間5分

モンスターを描いてみたいけどいまいちうまく描けない!
キャラは得意だけどモンスターは苦手・・・という方も多いと思います。

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今回はイラストレーターのさいのすけさんが解説する動物の描き方講座をご紹介!
動物をキャラクター的な表現とリアルな表現の2つで描き分ける際のコツやとらえ方を
フォトショップを使ってしっかりと紹介していきます。

この講座は8つのパートに分けて進めさせていただきます。

基礎編

◆形のとらえ方

◆基本構造

実践編

◆リアルな表現とキャラクター的な表現の描き方

基礎的な考え方からそれぞれの動物によっての描き分け方をご紹介していますので、
モンスターや他創作へも応用いただけます。

記事最後にはPalmieさん提供・さいのすけさんによる解説動画も掲載しています。
ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。

◆形のとらえ方

人や動物の形を捉えて描くには3つのポイントを意識しましょう。

1.シルエット、特徴の理解

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まず1つ目はシルエット、特徴の理解です。
描きたい生き物の骨格や筋肉といった生物学的な理解の前に、どういう特徴や印象を受けるかを線に反映すると良いでしょう。生き物によって丸みを帯びていたりガッシリしていたりなど、特徴となるアウトラインを発見します。
少し誇張して表現できるとそれらしくなるでしょう。

2.骨格の理解

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続いて2つ目は骨格の理解です。
アウトラインで特徴をとらえてからその印象を壊さないように骨格をはめ込んでいきます。
この時点であまりにも骨格の作りから逸脱している時は、印象を壊さない範囲で調整をします。

3.筋肉の理解

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最後に3つ目は必要に応じた筋肉の理解になります。
描きたい生き物に合わせて筋肉を描き込んでいきます。体脂肪率の高い動物や厚い毛皮の動物など筋肉を把握しなくても形になる動物もいます。

以上の3つがとらえ方の大きな3つのポイントとなります。

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私は絵を描く時忠実性よりも見映えを重視して表現したいと思った感覚を優先して描いたほうが、
面白い絵になると思っています。

◆基本構造-鳥類と四足動物

鳥類と四足動物の基本構造を解説します。

4.基本構造~鳥類~

・鳥は頭・体・羽の3つのパーツに分けて考えると描きやすい

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まずは鳥類です。
羽は大体首の付根となる辺りから描き始めると良いでしょう。雀のような丸々とした鳥や鶴のような細長い鳥など様々ですが、基本的には3つのパーツの比率を変えることにより描き分けます。

5.基本構造~四足動物~

・四足動物は頭部・前脚・胴・後脚・尻尾と分けて考えると描きやすいです。

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つづいて四足動物です。
ただ頭部・胴・尻尾は分けて描いた場合でも一連の流れを感じさせる線にします。同時に頭部から尻尾にかけての体の中心パーツに前脚と後脚が付いていると考えた時に、不自然がないかを確認しましょう。
この考えをベースに鳥や四足動物を描いていきます。
以上で2.の基本構造の解説は終了です。

続いてはリアルな表現とキャラクター的な表現の動物の描き分けを解説していきます。

◆リアルな表現とキャラクター的な表現の描き方

6.2つの描き分け方~鳥類~

◇リアルな表現の描き方
人にもよりますが動物など描き慣れていないものは顔からは描かず、まずは胴体、続いて首の向き、
足の形のニュアンスをとらえることで出で立ちの印象を決めていくのが良いでしょう。

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鳥類は人間と違い表情の数が乏しく、ポーズの良し悪しで全体の印象が決まる傾向にあります。
ポーズと同時にどこからが頭、胴体、脚なのかを比率を意識しましょう。鳥類の羽の流れを描くときは体の凹凸を意識して沿わせるように線を入れると良いでしょう。また鳥の顔を似せるのに重要なポイントが3点あります。
① 嘴の形
② 目と鼻の位置
③目と瞳の大きさ
この3点を本物の比率を意識して描くとしっかり似てくれます。

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鳥にも人でいう肩や上腕、太腿、脛などの部分も存在します。関節の曲がり方など全く別の生き物という訳ではなく、人体との共通点もたくさんあります。共通点を意識するとわかりやすいかもしれません。

◇キャラクター的表現
こちらもまず胴体から描き始め、ポーズのニュアンスを固めていきます。
鶏は羽が小さいのが可愛らしい特徴だと思ったので小さめに描きました。
キャラクター化のコツは特徴を誇張し、余計な情報を削ってデフォルメすることと考えています。

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今回の場合だと描き始める前の鶏のイメージが鳥の丸焼きのずんぐり、むっくりとした肉感なので、全体的に丸みがあり手足は短い印象で描いています。また鶏は顔が少し怖いところやシンボルのトサカなどは印象に残るよう誇張して描いています。羽については一枚一枚大きくすると簡略化ができ、キャラクターチックになります。
顔や体のバランスを見ながら調整していきましょう。

7.2つの描き分け方~中型動物・狼~

◇リアルな表現の描き方
はじめにざっくりとしたアタリを描いていきます。

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狼の第一印象は首が長い事と、手足が細く湾曲がセクシーだったのでこの2点をポイントにします。
大体のポーズが決まればそのまま描き進めて、後から微調整で更に似せていくと良いでしょう。

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狼の前脚も人間と同じも5本指があります。親指に当たる部分は人間が四つん這いになった時と同様に内側についていますが、後ろ足の親指は退化してしまい指は4本です。狼などの四足動物にも人間で言う上腕・下腕・肋骨・股関節・太腿に当たる部分があります。また狼の4足歩行は人で言う指だけで立っている状態です。6.の鳥と同様に人の骨と見比べてみると手足の可動領域など想像しやすくなるのではないでしょうか。

◇キャラクター的表現

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今回特に描きたかった部分は首元の立派な毛・丸いシルエット、腕のセクシーさの3点です。
この3点を意識しポーズラフを描き込んでいきます。顔についてはかっこよくするか、お伽話にでてくるようなお調子者や悪者にするかの二択をイメージしていました。今回はポーズに合うお調子者風に描いていきます。

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デフォルメなのでリアルとは違い表情が読み取りやすいように、目と耳を大きく口角を柔らかくして描きます。
その他眉の線、目の縁の線で表情は大きく変わるのでこの点もいろいろ試してみると良いでしょう。

8.2つの描き分け方~大型動物・馬~

◇リアルな表現の描き方
馬はお尻が魅力的なこと・動きのある絵を描きたかったことをおさえ、ポーズのラフを描いていきました。
わからなくてもまずは描いてみましょう。描いていくうちにしっくりくる線や形を見つけることが出来ます。

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アタリを描くときは細みに描きましたが、7.の狼が細身だったので魔は体の太めな肉体に修正していきました。皮膚が薄くはちきれそうな肉感をイメージすると、太めなイメージに近くなると思います。顔は顔の長さや鼻の大きさが特徴的です。その他には草食動物は視野を確保するために目が外側についていることや頬の筋肉をしっかり描写するとリアルな雰囲気が出るでしょう。

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◇キャラクター的な表現
草食動物を少しX脚気味に描くと動きが出てアニメ的な表現になります。

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今回はそのポイントと馬特有のたてがみをかっこ良く描くという点をイメージしながらラフを進めていきます。繰り返しになりますがキャラクター的に表現したい場合には特徴を大げさに描くと良いでしょう。今回もキャラクターとして表情が読み取りやすいよう頭身を低くし目も大きく描いています。また自由に変形できる布や髪など骨が入っていない部分は、大胆に表現するとのびのびと下絵が描けると思います。

以上で動物の書き方講座は終了となります。

2つの表現をマスターして動物への理解を深めてみてはいかがでしょうか。

Palmieさん提供・さいのすけさんによる解説動画はこちらからどうぞ!

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作成者: shibatsuji

株式会社フーモア所属。漫画家担当。イラスト制作などをしながら自社サービスを開発中。

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