10_eye

スピードとクオリティを高められるグリザイユ画法で年賀状の絵を作成してみた。

Pocket
LINEで送る

読了時間5分

みなさま
新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。

フーモアは年末に資金調達(//whomor.com/news/press/article/20151216/)も決まり、いろいろチャレンジをする攻めの年となりそうです。

さて新年一本目のブログは、多くのゲームタイトルでメインキャラクターデザインをしている、私、こばんざめが担当します。よろしくお願いします。

今年の年賀状用のイラストを担当させて頂きました。
表題にもありますが、スピードを早めつつ、クオリティを担保できるグリザイユ画法を用いて作画をしています。

  • グリザイユ画法とは一度単色で画面を完成させ、そこから彩色を経て作品を完成させる手法のことです。

※詳細は以下
http://matome.naver.jp/odai/2141913657780186901

利点として以下3点が上げられ、最近は多用しています。

  • 慣れればスピードがかなり早くなる(作業時間短縮)
  • 影が一枚絵なので、後々着色の調整が楽
  • 各パーツごとに塗るより、画面全体の雰囲気を見ながら塗れるので全体バランスの精度が向上する

それでは早速描いていきたいと思います。

新年の絵ということで着物を来た女の子を描こうと思います。

◆ラフ

幾つかの案を出し、最初は縦長を描きましたがHPにも使えるようにと、横長も描いてみました。

私がラフを描く時はアナログで描くようにしています。その方が描きやすく考えがまとまります。
見栄えが良くなるように、画面内の中にキャラクターがどんなシルエットになると格好良いかを考えて描きました。

ラフの時点ではキャラクターの顔があった方がイメージが湧きやすいため、ある程度の表情が分かるように描いています。

01_rough

こんな感じで幾つかの案ができました。

横長は去年のデザインに似てしまうため、今回は縦長となりました。

縦長に決まった際にどうせなら横長にも使えるようにと、縦でも横でもどこでも使えるように少し調整をします。

はい、横でも見れるようになりました。
02_rough

縦長はこんな感じのイメージです。
03_rough

◆線画

続いて、線画を描いていきます。

04_line drawing

◆着色

通常ではクリッピング等を使いながらパーツごとに塗っていくのですが、最近はスピードとクオリティの向上のため、グリザイユ画法で着色をすることが多いです。

詳細は冒頭に説明していますが、早くかつクオリティ高くできるため、是非とも身に付けたい技法だと思います。

05_shadow

塗る手順としては、まず光源を決めて詳細を書き込まずに
どこを明るくするか、どこを暗くするかを考えて塗りました。

ブラシも大きめに傘の中と着物の中部分を塗り、
徐々に詳細を描き込んでいくと全体バランスが掴めてより上手く塗れると思います。

05_shadow1

次に色を置いていきます。

まず今の影を乗算にして、全体の色味バランスを確認します。
06_grayscale

これだけだと色があまり綺麗ではないので

上からオーバーレイをかけ、綺麗に仕上げていきます。

07_fin

グリザイユ画法で塗らない方が早いところは、普通に塗っていきます。

◆仕上げ

あとはオブジェクトを周りに配置して、画面全体をよりなじませるために
画面効果を全体にかけていきます。

飾り用にエフェクトを配置して、背景も付けて完成です。

08_color
最後に文字を付けて完成です。

09_color

グリザイユ画法是非身に付けてみてください!

株式会社フーモアへのお問い合わせはこちらから
HP:株式会社フーモア

Comments

comments

作成者: shibatsuji

株式会社フーモア所属。漫画家担当。イラスト制作などをしながら自社サービスを開発中。

コメントは受け付けていません。

イラストレーター大募集中!!

漫画家大募集中!!

イラスト制作依頼ならフーモア!

プロの漫画制作ならフーモア!