スマホに最適化されたコンテンツの開発は様々なところでされていると思いますが、2015年5月頃にリリースにされていた「STORIE」はその新しい形の一つかもしれません。
PCサイトでもスマホ同様の表現で読めますが、スマホで見る方が良いかなと思います。
表現の抽象度ごと文化を並べると小説・漫画・アニメ・映画(実写)という順に抽象度が大きくプロットできます。
その中でSTORIEは小説と漫画の中間に位置します。
アプリトップのイメージはこんな感じです。
実際に中のコンテンツを見に行くと、どの話を読むか選択することができます。
ここまでは一般的ですね。
コンテンツの中は、絵と文字で文章が読めるようになっています。
スクロールをしてくと、背景の色が薄くなったり
いきなり画面が光ったり(これはスクショで上手く撮れませんでした)、
マンガのような描き文字があったり
キャラクターのセリフは、最近あるメッセージアプリのようなキャラアイコンと吹き出しとなっています。アイコンは喜怒哀楽表現があったりしています。
中の作品を読んでみると、既存のライトノベルをこのような表現に書き換えて、作品作りをしているものが多いですが、ライトノベルとは違う表現が楽しめる新しい読み物になっている印象です。(結構一個一個はコストかかっているような印象。。)
小説は自分で想像できるのが楽しみだったりもしますが、文字ばかり読むのが苦痛な人には良いかもしれませんし、そういう人には敷居は低くそうで良いかなと思いました。
今までにも新しいデバイスや媒体への新しい表現手法の開発はたくさん行われてきました。
動くマンガのモーションコミック(http://mcs.ensoku.club/)はシフトワンさんが結構力を入れています。これはマンガとアニメの中間という位置づけでしょうか。
そこでもモーションコミックとまでは行きませんが、動くマンガが表現されています。
「ボンチョンドンお化け」や「オクス駅お化け」など昔流行りましたね。(夜中に一人で読んで下さい)
まだ「これだ!」というモノがない状況かもしれません。
マンガで言うと韓国のWebtoonは既に市場が数百億規模で形成されており、comicoは多少見せ方が違うもののWebtoonそのものです。
※webtoonに関してはこちらに詳しくまとめています。
ひょっとすると、そこでヒット作を生むことができれば、答えになるのかもしれませんね。
飽くなき探求は続く。
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