あくまで考察ですので、真偽の程は作者のみぞしる。読み物としてお受け取りください。
蟻編~選挙編~暗黒大陸編をテーマに扱っておりまして、一部ネタバレを含みますので、20巻以降を読んでいない方で、ネタバレが苦手な方はソっと記事を閉じていただければと思います。
幽遊白書のイメージでは特に、難しい漢字の名前を多用するイメージのある作者ですが、
HXHでは世界観に合わせカタカナ名前を多用しております。
蟻編キャラの名前の由来を調べてみました
エジプト神話の神 メル・ウェル
http://www.moonover.jp/bekkan/god/melwel.htm
メル・ウェルは太陽の神ホルスの系譜に位置する神で、
単行本21巻にて母より「全てを照らす光と言う意味です」とあり、太陽とのすり合わせ。
後述の護衛軍も全てエジプト神話との関連性があるので、信ぴょう性は高いと思われます。
新婚旅行でエジプトに行った事も、単行本の巻中コメントにあります。
護衛軍の3人はエジプト神話の神+フランスの絵本、「カロリーヌとゆかいな8ひき」より引用されています。
ネフェルテム+ひょうのピトー
https://www.blg.co.jp/blp/blp-topcm/caro.htm
http://www.moonover.jp/bekkan/god/nefertem.htm
モントゥ+こげちゃのユピー
http://www.moonover.jp/bekkan/god/moutu.htm
シュウ(シャウとも)+しろねこプフ
http://www.moonover.jp/bekkan/god/shu.htm
野球の変化球から。
作者は度々、野球好き、パワプロ好きを公言しています。
オーラを数値化するナックル
「戦歴五千を超える経験と勘から相手の力量を数値化してきたナックルにとって」
「しかし過去最強の対戦相手を据えてすら天秤の対として」
とモノローグの後に
ナックル「師匠の5倍!?、、10倍!?」
とナックルが言っている事から、ナックルの面識のある中で最大のオーラ量を持つのが師匠である「モラウ」であると断定できます。
ナックルが面識のある手練れは、ネテロ、モラウ、ノブなどは勿論、十二支んのギンタもモラウと面識があると公言しているので(No346 選択 より。単行本未掲載)
ナックルが面識あるとも考えられ、十二支んクラスのメンバーと比較してもオーラ量が多い念能力者のようです。
ちなみにヒソカの採点でギンタは90点
ヒソカの「玩具リスト」にも含まれています。
(単行本30巻31巻より。)
とは言え、戦闘巧者のモラウですが「武闘派ではない」と断言しています。
十二支んの裏切り者がサイユウであるとクラピカに断定されました。(単行本未掲載No348覚悟より)
伏線として、単行本30巻の表紙では、
パリストンは腰で手を組み、とサイユウは頭で手を組み、「二人が手を組んでグルである」事を示唆しています。
(逆に考えれば、これ以上の裏切り者はいないとも)
いかがでしたでしょうか。
割と有名なテーマでしたが、単行本未掲載の出典なども引用しつつ根拠を持って紹介させていただきました。
HXHは作品中だけでなく、作品外のオマージュを比較するととても楽しめます。
モントゥトゥユピーが寄生獣の後藤に似てるとか
シグルイや刃牙のようなモノローグに影響され、取り入れてるとか
ジョジョ5部にインスパイアされたであろう十老頭の暗殺時に瞼にハエが止まる演出など。
作者のバックボーンや、作者が影響を与えた作品なども複合して楽しめるとより作品の理解度が高まるので、漫画に限らずアンテナの感度は高めておきたいですね。
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