今回ご紹介する題材は和物を描く際に最適な、「日本の伝統色」について!

NIPPON COLORS

和風テイストのイラストを描く時、なんとなくで色を選んではいませんか?
今回ご紹介する題材は和物を描く際に最適な、「日本の伝統色」についてです。
まず最初に構成についてご説明いたします。

■日本の伝統色

■襲の色目

■最後に

今回はこの2つを紹介いたします。

また記事の最後には、日本の伝統色に関して様々なサイト様のリンクを掲載しています!
ご興味のある方は是非ご覧になってください(*^-^*)


■伝統色

・日本の伝統色とは

まず初めに「伝統色」とは、
その名の通り古くから受け継がれてきた色彩の事を指します。

日本の伝統色 和色大辞典

そんな日本の伝統色ですが、なんと…465色もあると言われています!
赤系だけでも軽く80種類程あったりするとの事…
日本の色というだけでこんなに種類があるなんて驚きですね(゜_゜;)

・四季を表す色

465色程ある日本の伝統色ですが、季節によって様々な色があります。
桜の色や紅葉の色など、日本の四季を表す色を下記にてまとめました!

●春

●夏

●秋

●冬

春は全体的に柔らかく、淡い印象の色が目につきますね。
夏は寒色系が多い中、萱草色という明るい色が目立ちます。萱草とは所謂ワスレグサの事なのだとか。
柿や栗など食欲の秋を彷彿とさせる色が多く秋に対し、冬は、冬そのものとは遠く感じる色がある印象です。
日本ならではの美しい四季を表す色を意識すれば、色を選びやすくなるのではないでしょうか(・v・)

■襲の色目

日本の伝統色には組み合わせ、襲色目(かさねいろめ)と呼ばれるものがあります。

女房装束の袿の重ね(五つ衣)に用いられた襲色目の一覧。
(織糸で表す織の色目は「織色」、狩衣の表裏で表す重ねの色目は「色目」を参照のこと)
当時の絹は非常に薄く裏地の色が表によく透けるため、独特の美しい色調が現れる。

(出典:襲の色目/Wikipedia)

・四季を表す襲の色目

この襲の色目にも、季節を表現するものがあります。
その一部を下記にて紹介いたします!

●春
もーど・じゃぽねすく

●夏

●秋

●冬

上記にて紹介した種類はほんの一部にすぎません!
日本にはまだまだ独特の色がたくさんあるので、着物や装飾を描く際に季節もぜひ意識してみてください。

■最後に

・サイト紹介

今回紹介した日本の伝統色について、更にわかりやすく説明されている
サイト様を下記にて紹介いたします!

原色大辞典
日本の伝統色はもちろん、海外の色やパステル・ビビッドカラーなど様々な色を一覧にしてまとめてあります。

NIPPON COLORS
日本の伝統色を表示してくれるサイトです。
是非右のMUNSELLをONにしてみてください。見ているだけでも十分楽しめるサイトになっております!

日本の服の歴史 資料 Maccafushigi
襲の色目の一覧の他、各時代の衣装についての解説もある為、和服を描く際の参考にもなります!

綺陽装束研究所
先程紹介しきれなかった、季節ごとの襲の色目の一覧がわかりやすく紹介されています。

以上で「日本の伝統色」紹介は終了となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。


日本独特の色など、如何だったでしょうか!
色の組み合わせや季節など意識しながら色選びをしてみると
綺麗なだけでなく楽しく着彩が出来るのではないでしょうか(^▽^)
それではまた次回をお楽しみに!
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