ハロウィンが終わるとなんだかすぐに冬が来た気がしている今日のこの頃。今年も残すところあと僅かですね。少し今年を振り返ってみると、暦の上でのカレンダーは5連休が二回(GW、シルバーウィーク)もある神カレンダーだったようですね。
残念ですが、2016年のカレンダーはGWもシルバーウィークもなかなか期待出来ないようです。祝日とびとびで連休が少ないようですね。
さて今回はクリスマスが終わると一気に年末年始ということで、今日はサンタクロースのイラストメイキングを紹介したいと思います。因みに今年のクリスマスは平日ですが、来年は3連休なようですね。ということで気を取り直して、畑さんのサンタクロースイラストメイキングを紹介したいと思います!畑さんよろしくお願いします!!
はい!畑です。今回はこんな感じの女の子サンタクロースを描きたいと思います。ワタシ的には、キャラクターというよりも小物に拘って描きました。リースの後ろの影にひっそりとサンタクロースを忍び込ませました。今回はラフや線画の描き方というよりはこのレイヤー効果を使うと絵の魅力がグッと上がるというものがありますので、そちらをメインにご紹介したいと思います。(なのでラフと線画の説明はやや雑ですがごめんなさい。。)
こんな感じで描きました。描きながら、リース部分に拘りたいなと思いつつ、イメージを沸かせていきます。
比較的綺麗なラフでしたので、そこまで困りませんでしたが、迷い線は注意しながら描いていきます。そこでできた線画がこちら
着色は基本的に私はクリッピングしてアニメ塗するタイプではないので、ベースに直接影をつけていく感じで塗っていきます。そこでできたのが以下の着色。
サラッと塗ったように見えますが、結構あれこれしながら塗っています。
さてここからレイヤー効果を使って魅力的にしていきたいと思います。主に使うのは、トーンカーブとリニアライト、ピンライトです。
まずコントラストをトーンカーブで上げる。
以下がトーンカーブで
こうなります。
あまりキツ目にやるのは逆に見辛くなりますので注意が必要です。
次にリニアライトを顔、胸、太ももなどの目立たせたい部分を強調しに行きます。
顔や胸だけじゃなくてもいいのですが、どちらかというと手前にあって強調したい箇所を際立たせる感じですね。
これだけだとこの部分が悪目立ちしてしまうので、ピンライトで黒潰れしてしまっている箇所を軽く空気の色を乗せることでバランスをとっています。
以上が普段のお仕事での色調整でもやっているレイヤー効果の調整になります。
今回はもう少し、暗いところから浮き立たせたいため、焼き込みカラーを使い、彩度の低い茶色を使い、目立たせたい部分を消しゴムで消していきました。
あとは細かい調整をして、完成です。
比較的簡単にできますので皆さんも是非試してみてください。