3Dフィギュアを作ってみる 完

CG開発室の遠藤です。

前回より引き続きまして、3Dプリンターで作るフィギュア完結編になります。
先週はデータを作成して出力する直前まででした、それは張り切ってどうぞ。

これまでのワークフロー

1、Mayaでモデルデータを作成
2、Stl形式、Obj形式&Png形式でそれぞれエクスポート
3、MiniMagic3.0でデータをチェック
4、DMM.makeのマイページからデータをアップロード
5、DMM.makeからのデータチェック待ち

前回記事はこちらから

ここまでを前回までに進めていました、
石膏フルカラーの場合、テクスチャデータのバンドルが必要ですので、

OBJ(モデル)PNG(テクスチャ)の二つのデータをzipにまとめてアップロードします。

STLデータのチェックは即日リアクションがあったのに対して、
OBJ&PNGの場合は、結局月曜日まで反応がない形になりましたので、

Stl,Objなどのデータは自動化されていて、Zipデータは手動でチェック

しているようです。DMMさんの中の人、ご苦労さまです。いつもお世話になっております。

問題がおこった

なんとチェックの結果、プリント不可に。
エラー内容は「データの直径が5.9mmになっている」とのエラー(キャプチャ失念)

OBJ形式では1/10サイズでエクスポートされているようでした。
Mayaではエクスポート時に倍率スケールできるオプションがないので、
なにかしらのバグなのか、仕様なのかわかりませんが、そういうことでしたので、難しく考えずに、

スケール10倍→トランスフォームのフリーズ

をしつつ、エクスポートし直し、再びデータをアップロードすると、

やったぜ。

モデルのチェック結果を詳しくみることもできるので、確認してみましょう。

足が細すぎるようです。

、、、余計なお世話だよ!

石膏フルカラー¥2278と、今回のブログに間に合わないとこまるので、エクスプレスサービスで注文しました。+¥1139円です。
注文にはクレジットカードが必要ですので、ご注意を。

プリントが開始したタイミングと、発送のタイミングでメール通知がきますので、
心穏やかにまちます。
2日程でプリント連絡、さらに1日程で到着しました。

写真を大量に撮りましたので、出来栄えをご確認くださいませ。


サイズに見合わぬ

厳重な梱包は

お、ひよこ

ドジャ〜ン

6cmくらいのサイズ感

茂みの中から

パチモンに

食べられ、、

た〜!!

というわけでいかがでしたでしょうか。
スタッフからは「これじゃない」「似てない」「宇宙人か」などの罵詈雑言を浴びましたが、真正面から見ればギリギリいけると思います。
アウトラインは出力できないので、、難しいところですね。

今回の記事をまとめてみました。

  • Mayaがあれば楽チンデータ製作
  • 初心者だと適切なデータを作るのに手間取るかも、、
  • 価格は¥2000〜リーズナブル
  • エクスプレスサービスは2〜4日で届きました

既製品のフィギュア買ったほうが楽しめるかも

と言う感じです。
ご贈答や、記念品など、スペシャルな時向けです、、かね!

興味がある方はお問い合わせください。
懇切丁寧にわかりやすくケアいたします。モデルの製作も承る事も可能です。(かなり高額になりますが)

次回記事より各スタッフ持ち回りになる予定です。
様々な目線から様々な記事をお届けします。

他のスタッフの記事が間に合わなかったら、、遠藤がスターウォーズ特集記事でもまとめようかなぁ、、