皆さんこんにちは。
フーモアアートディレクター、カレー大好きスパイシー佐々木です。
今回はブログ作成を任命されましたので自分なりに色々語らせていただければと思います。
とはいえ何を語りましょうか。
そうそう、会社からすぐのところにとても美味しい燻製醤油を使った卵かけご飯がとても美味しくて
ついつい昼に通ってしまっています。
ＴＫＧイラスト。うーんイラストじゃ燻製の感じが伝えきれないのがもどかしい。
カレー好きっていってて卵かけご飯なの？という疑問もあるかと思います。自分で書いててもびっくりです。
世の中めまぐるしく変化していくのはお仕事の対応でも起こり得る事例ですよね。
例えば最初にこんな指示書があるとしましょう。
「紫の髪の勝気な露出高めの少女。体躯に似合わず大きな槍と斧をもち、マントを翻している。
構図はアオリでお願いします」
一旦こんな感じで仕上がりました。しかしこれが先方様にとってのイメージに合致したとは限りません。
仕上げた先で更に摺り寄せる作業は出てくるでしょう。
「大変申し訳ありませんが、天界を追放された孤独な堕天使の女戦士ですので翼を追加して頂けないでしょうか。片翼で鎖をまとわせて頂ければベターです」
なんていう追加注文が来ても勿論対応させて頂きます。
こんな感じでいかがでしょう！と。
しかしですよ！
そんな１回くらいじゃ合致なんてしませんし、こだわりのある先方様であれば次のようなこともあるでしょう。
「大変申し訳ありません。勝気な設定ではありますが案外清純な一面もありまして、パンツの色を白に変えて頂けないでしょうか。」
「また、追放はされど世界の恩恵、つまりクリスタルの加護はわずかながら受けているという印象を追加していただけませんでしょうか」
「しかしながら彼女を取り巻く環境に平穏な時間はあるはずもない。”制約”が彼女を取り巻いているんです！」
対応している途中途中で設定・こだわりの熱が感じられます！
確かに白パンツはいいものだ！一部の層には熱い設定！個人的にもそれに応えたい！
ということで３点盛り込んでこんな感じに。
・・・もはや最初の絵からサイズすら変わっているという突っ込みはナシでお願いします。
よしこれで提出だ！なんてすんなり行く場合とそうでない場合が！
ゲーム製作においてそもそもの根底である仕様が途中で変わるなんてこともきっとあるでしょう！
「非常に申し訳ありません設定が一部大幅に変わりまして」
「現代の東京にファンタジー世界の一部が侵食。なんてことない現代人の一握りに力が備わった者たちが現れる。かつての東京はそこにはない」
「飼い犬のペロちゃんにも翼が生えたけど問題なし。本ばっかり読んではいられない！アウトドアＪＫの新しい形は女戦士ＪＫなの！」
「少女は本から槍と斧に持ち替え、菩薩の力を借りて今日も元気にモンスターを狩る。もちろんペロちゃんと一緒にね！」
「世界の”制約”の真実に少女が気づくのは、まだ先のお話。」
ッ！！！！！！！！！！！！
勿論対応します！
対話と表現の先に作品を作り上げていく。
そう、それがアートディレクター！！！
（※表現には個人差があります）
