モーションコミックは流行るのか?「MotionArtist」紹介

CG開発室の遠藤です。

弊社では代表の芝辻をはじめ「マンガを世界に届ける」をテーマに様々な研究をしております。

CG開発室では具体的なR&Dを重ねてマンガ制作に必要な技術やツールを転用し、商品として提供できるような準備をしています。

今回は、まだまだポピュラーではないけれども新しい表現手法として見かけるようになりました「モーションコミック」の制作をサポートするソフトを紹介してみます。

モーションコミックとはなんぞや?と言う方はこちらをご覧あれ。

僕も大好きなTheWalkingDeadのモーションコミックです。

ここまでやれたら、、映像として成立しますね。。。。

SmithMicroSoftware 「MotionArtist」

スミスマイクロソフトウェア

http://my.smithmicro.com/

SmithMicroSoftwareでは、PoserやCLIP STUDIOなどのポピュラーなツールも海外向けに卸しているようです。

MotionArtistページ

http://my.smithmicro.com/motionartist-motion-comic-software.html

弊社でも大変お世話になっています「3D人」様でも紹介されておりました。

http://3dnchu.com/archives/motionartist-promo/

MotionArtistって?

AfterEffectsのようなタイムラインビューに素材を配置し、コマ単位、キャラクター単位のアニメーション、カメラワークなどを設定できるソフトです。

ざっくりとレビューしていきます。

・価格は$49と比較的安価。

・JPG、PNG、TGA、BMP、PSDなどの主要な画像フォーマットに対応

・オーディオも一緒に出力できる

・レンダリングは、MP4,画像連番、HTML5(!)などにエクスポートできる。

・YoutubeやFacebookにダイレクトにshareができる。

・NTSCからWeb、Androidまで様々な制作フォーマットに対応

などなど。商用プロダクトとして最低限な機能はサラっとクリアしていますね。

課題は、扱いやすさ、安定性になるかと思います。

日本語のチュートリアルがほとんど無いようですので、来週から「MotionArtist触ってみた」編に入っていきたいと思います。

請うご期待。